株式会社美装
事業内容
一般建築・内外装リフォーム・設計・施工
所在地
〒183-0016
東京都府中市八幡町1-7-1
TEL 042-363-1121
交通
京王線 府中駅より徒歩7分
従業員数
4名
男女比
男3:女1
実際に企業の担当者様に気になる疑問についてインタビュー!
これを読めば企業の“お仕事内容”“魅力”がわかります。
代表取締役 金子崇裕さんに聞きました
昨年先代であるお父様から仕事を引き継いだと聞きましたが、どんな仕事をしていますか?
はい、私が民間案件である工務店の仕事、弟が公共工事、入札物件の仕事をメインにやっています。
なぜ、工務店という仕事を選んだのでしょうか? お父様から引き継いだ理由を教えてください。
私が中学生ぐらいの時、お小遣い稼ぎで、先代の父の仕事の手伝いで、本がとてもたくさんある大変な現場に行きました。部屋のカーペットを入れ替える仕事だったのですが「できるの?」っていうくらい、本が多い。それでも、本を出して本棚をどかして、床を張り替えて本棚を戻しました。大変な作業が終わり、お客様であるご夫婦が玄関先まで来てくださって、とても感謝されてお礼をいってくださったんですね。それで「うちの仕事って、お金払うお客さんにこんなにもお礼を言われる仕事なんだ」というのを目の前で見た時に、継いでもいいのかなと思ったことを鮮明に覚えています。
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先代のカーペットのお仕事から始まり、今はどのような仕事をしていますか?
元々カーペットの職人の父は、床工事がメインで平米数によっての単価計算でした。この先、それだけでは体がしんどいだろうと思ったところに、市内の業者からリフォームの相談があったので、友達や同級生らの協力を得て工務店もやることができました。そこから少しずつ、床から内装のリフォームも始めました。
現在、工務店の仕事ではどんなことを中心にやられていますか?
通常の工務店では、お客様から仕事をいただいたら、専門業者にお願いするかと思いますが、うちは基本的に私が電気、ガス、水道など全部できるため、生活に関わる全ての工事に対応できます。
全ての工事ができるなんて、それはすごいですね!
私が好奇心旺盛なので、電気、ガス、水道関係の仕事をずっと見て覚えたという感じですね。ありがたいことに材料もいろんな問屋さんから仕入れられます。もちろん大きい工事で専門業者に頼むこともありますが、子どもたちにも「世界中、どこへ行っても食べていけるよ」と自慢しています。
職場環境としては、兄弟の中に入るという形になりますか?
そうですね。でもやっていることが違うので、板挟み的になることはないかと思います。先代も頑固だったので、私と意見の相違があったりしても、弟が入ってくれたおかげで冷静に判断してくれています。
どのような人材に来て欲しいですか?
若い子だったら、汚れるのを嫌わずに、興味を持って技術を身につけられるような方が来てくれたらうれしいです。経験と知識があっても、頭が堅くなっていると、融通が効かないこともありますよね。職人によってもやり方が違うので、頭が柔らかい未経験の方歓迎です。特に今はニーズが多彩になっているので、全てに対応できる好奇心を持っている人がいいですね。
入ってすぐにやる仕事は何になりますか?
協力会社のお手伝い、掃除などからになりますね。声を掛ければ教えてくれる業者さんばかりです。建築業界では10時と3時に休憩で一服入れるのですが、そこでは膝を付き合わせて、お茶をしながら世間話をします。そこでいろんな学びがあったり、こんな面白い人なんだなっていうのが見れたりするかと思います。
体力は必要ですか?
基本体力がないとできない仕事ですが、いきなり重いものを持ったりとかはさせないです。長いものをバランスとって運ぶのは、ちゃんと教わらないとできません。私が全部現場で経験していることなので、一緒になって学んでもらえたらと思います。
地域的にはどこが現場になりますか?
民間案件では府中、そして府中に住んでいるオーナーの多摩地域の物件ですが、入札物件は防衛省などなので、都内いろいろです。市内の横の繋がりはかなりあるので、多分私の知り合いとして繋がってたりするかもしれないです。私はPTA会長をやったり、お祭り関係の集まり、商店街といろんなところに属しているので「え、誰の知り合いなの?」ってなるかと思います。
PTA会長もやられたりして、非常に「府中愛」を感じますが、いかがでしょうか?
そうですね、PTA関係の人と話していると「なんでそんなに府中好きなんですか?」って言われます(笑)。やっぱりこの街に育ててもらったというのがありますから。小さい時に府中のお祭りで子供神輿や山車を引いたり、そこでお菓子をもらったり、面倒を見てもらったりしていました。特に自分の地域は、日本の昔ながらの交流がずっと続いているので、今度は自分が子どもたちの面倒を見ているという感じです。
株式会社美装のモットーは何ですか?
お客様に喜ばれる仕事をしたいということです。お客様から相談された時にしっかりとした提案をさせていただくことを続けていきたい。そのための人材育成をしたいと思っています。父の手伝いで行った時に学んだように、学んでもらえる人が増えたらいいなと思います。
最後に美装に行くと、こんないいことがあるよ、ってことを教えてください。
うちに来たら、仕事は建築一般、オールマイティーに覚えられます。アメリカのお父さんって、日曜大工ができるじゃないですか。日本人はあまりやらないけど、そういう日本人タイプには絶対ならない。独立しても仕事がない職人さんって結構いるんですよ。お客様とコミュニケーション取れないと仕事はなくなります。私は営業の仕事を外でしていたことがあるので、うちなりのやり方で営業もします。もし独立した時に仕事がなくても、うちの協力会社になったり、自分の仕事をやったり、両方の仕事ができると思いますよ。
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