社会保険料について教えてください
社会保険とは、万が一の事故に備えるための公的な保険制度のことで、健康保険、厚生年金保険、雇用保険などを指します。生活する上において、誰もが病気やケガ、失業などのリスクを抱えており、それらを避けることはできません。
社会保険料の必要性
こうしたリスクを社会全体で支えるため、国民があらかじめ保険料を出し合い、リスクに見舞われた方に対しては必要なお金やサービスを支給する仕組み、これを社会保険制度といいます。社会保険は加入要件を満たした場合は必ず加入する必要があります。
社会保険の種類
以下、代表的な社会保険をご紹介します。
厚生年金保険料
日本の公的年金は、20歳から60歳未満の全ての国民が加入する「国民年金」と会社員などが加入する「厚生年金」があります。そのうち、「厚生年金」に加入するためのお金です。保険料は収入によって異なります。
健康保険料
健康保険に加入するためのお金です。健康保険に加入していると、医療サービスが原則3割の自己負担で受けられます。また、病気やケガで会社を休んだときにお金が支給されます。保険料は収入と保険者(加入している健康保険組合)によって異なります。
雇用保険料
雇用保険に加入するためのお金です。一定期間、雇用保険に加入していると、失業時に手当を受け取れるようになります。保険料は収入と勤務先の事業内容により異なります。